大正琴のハードルが高い理由

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「大正琴教室一択」が問題
いま大正琴をやろうと思ったら、大正琴教室に行って先生に教えてもらう一択という状況です。世間のイメージでも、流派・チームに所属しなければ大正琴はできないと思われています。さらに演奏スタイルも、「ドレスを着て雛壇に座ってアンサンブル」という絵が浮かぶのではないでしょうか。このスタイルが大正琴のハードルを格段に上げています。

ハードルは時間、お金、人間関係
具体的にハードルとなるのは、①時間、②お金、③人間関係です。
まずは①時間。レッスンの予定を空けたスケジュールができる人でないと無理な上、わざわざ教室まで通う時間も必要となります。
つぎに②お金。教室に通えば、当然レッスン代がかかります。先生が指定した大正琴を買わなければならないケースもあり、5~10万円かかります。これに加えて、楽譜代、発表会で着る衣装の購入代もあります。これが「大正琴はお金がかかる」というイメージにつながっています。
さいごに③人間関係。全員が初心者で一斉にスタートする場合は良いのですが、すでに人の輪ができているチームの中に新人として入っていくのは、社交的な人でないと心理的なハードルが高い。運が悪いと、気難しい先輩にチクチクとダメ出しされるということもあるようです。
これらの理由から、強いモチベーション・意欲がある人でないと、大正琴を始められないのです。
(⇒大正琴のハードル)

大正琴人口はM字曲線
近年は、大正琴関係者の尽力によって小学校で大正琴が教えられたり、子供コンクールが開催されたりして、子供の大正琴人口も一定数います。しかし、この子たちの多くは大人になると大正琴を辞めてしまうのです。
教室の方によると、子供の頃に大正琴をやっていても、大人になるとやめてしまう理由の1つが、仕事をやりながら続けられないというものだそうです。結果として、20~40代が極端に少ないM字カーブになっています。
大正琴が時間とお金の余裕のある子育て卒業後・定年退職後の世代に偏ってしまうのも、教室一択というシステムのせいでだとみています。

大正琴のハードルを下げる試み
せっかく楽器の演奏自体はカンタンなのに、大正琴を習う仕組みがネックになってしまっています。そこで私は、YouTubeで大正琴を独学で始められる動画を投稿しています。

そもそもアンサンブルを目指さない人は?
大正琴=アンサンブルではありません。大正琴をやってみたいけど、別にアンサンブルがやりたい訳じゃない人にとっては、行き場がないのです。そんな方には、大正琴を中古で買って、独学で始めてみるという選択肢を提案しています。

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